産業技術見学 2023
どうもこんにちは!!教育委員会のくまさんです!!
4月、新年度を迎え新たな生活が始まる季節。
PAPでも新たな風、新入社員が2名入社しました。
今回、そんな新入社員の他に入社して間もないフレッシュなメンバーを加え行ってきたのは…
「PAP!春のピクニック!」ならぬ「春の見学会!」。
教育委員会では毎年、勉強を兼ねて「トヨタ産業技術記念館」への見学会を企画しています。
この記念館は、「研究と創造の精神」や「モノづくり」の大切さを学ぶことができ、
製造業に携わる我々設計者にとって、技術だけでなく精神的にも大いに学びとなる場所です。
自動織機の進化の歴史や性能向上の発想、自動車の部品製造から組立工程、
また大型のプレス機械など、現場でなくてはなかなか見れないものが展示してあります。
参加者は各々興味をひくものをじっくり見学していたようですが、
どんなことを感じながら見学していたのか、
参加者のひとり、Hさんに感想を聞いてみましょう!
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言葉として知っていた鋳造や鍛造という加工方法を
間近で見学することができました。
今後こうした用語を耳にしたら、なんとなくのイメージではなく
今日見た光景が思い浮かべられることと思います。
鍛造と言われて真っ先に思いつくのは刀鍛冶の様子ですが、
今回は普段の生活では目にしない大型のプレス機での実演を見学しました。
力を加えることで靭性が与えられる仕組みについて
これまでザックリしたイメージしか持っていませんでしたが、
事前に説明していただいたり実際に見学することで、
より深い知識を身につけられたのではないかと思います。
「大学のゼミで見た所だ!」
「叩くことでメタルフロー結合があの図みたいになるんだ!」
という過去の経験とも結びつき、
新しい鍛造のイメージが自分の中に加わりました。
とても興味深く、またとても貴重な経験になりました。
そして型や中子の細かさと、高温でどろどろのアルミは最高です!
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参加した4名も見学を通して「モノづくり」への理解が深まったかと思います。
見学している様子を見ていると、食い入るようにしっかり細かく見学していたり、
写真を撮ったり、興味の引くところを重点的にずっと見ていたりと
見学の仕方に性格を垣間見えたような気がします。
その性格の違い、考え方の分だけ発想があると思うので、
それぞれの個性を伸ばしていってもらえたらなと思いました。
余談ですが、今回の見学会で気づいたことは、
話題のインバウンド需要というやつなのか、
はたまた流石は世界のトヨタの記念館というべきなのか、
外国の方が多かったかなと感じました。
観光地や街中で活気が戻ってきているとのことで、
ものづくり業界ももっと活気あふれるようになってほしいですね!
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